研究室について

網膜再生医療研究開発プロジェクト メンバー紹介

高橋 政代
Project Leader
万代 道子
Deputy Project Leader
杉田 直
Deputy Project Leader
大西 暁士
Research Scientist
小出 直史
Research Scientist
砂川 玄志郎
Research Scientist
Tu Hung-Ya
Research Scientist
仲泊 聡
Research Scientist
松山オジョス武
Research Scientist
吉田 晶子
Research Scientist
荒井 優気
Research Scientist
増田 智浩
Research Scientist
伊藤 晋一郎
Research Associate
井関  恭子
Technical Staff
河合 加奈子
Technical Staff
坂井 徳子
Technical Staff
柴田 由美子
Technical Staff
庄 準生
Technical Staff
辻本 和子
Technical Staff
寺田 基剛
Technical Staff
西田 光宏
Technical Staff
橋口 朋代
Technical Staff
林 尚子
Technical Staff
藤野 照子
Technical Staff
寳野 阿佑美
Technical Staff
松村 みちる
Technical Staff
山田 千佳子
Technical Staff
伊良波 諭
Junior Research Associate
後藤 聡
Junior Research Associate
小林 航
Junior Research Associate
藤井 祥太
Junior Research Associate
秋葉 龍太郎
Junior Research Associate
Cody Kime
International Program Associate
真壁 健一
Junior Research Associate
上田 香織
Student Trainee
北畑 将平
Student Trainee
渡邊 健人
Student Trainee
稲葉 慧
Student Trainee
宇山 紘史
Student Trainee
高橋 あおい
Student Trainee
河原 正幸
Agency Staff
大東 揚子
Agency Staff
井村 妙子
Assistant
徳武 美保
Assistant
平内 さくら
Assistant
檜皮 美香
Assistant
English →

リーダー紹介

高橋政代の写真

高橋 政代 Masayo Takahashi

理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー

網膜は身体の外に突き出している脳の一部と称され、その比較的単純な構築と体表面に突出している点が扱いやすく、中枢神経のモデルとして使用されます。最近まで障害されると再生しないと思われていた成体ほ乳類網膜が、少なくとも傷害時に網膜神経細胞を生み出す力をもっているらしいことがわかってきました。このことは、成体網膜も神経回路網を再構築する能力を秘めているのかもしれないと期待させます。この力を使って、網膜の中から、あるいは外から細胞を移植することによって、疾患で失われた網膜機能を再生させたい、これが 我々 われわれ の目標です。しっかりした基礎と臨床の研究を積み重ね、両者をふまえた網膜再生研究を行いたいと思っています。

略歴

1986年
京都大学医学部卒業
1986年~1987年
京都大学医学部附属病院眼科 研修医
1987年~1988年
関西電力病院眼科 研修医
1992年
京都大学大学院医学研究科博士課程(視覚病態学)修了
1992年~1994年
京都大学医学部附属病院眼科 助手
1995年~1996年
アメリカ・サンディエゴ ソーク研究所 研究員
1997年~2001年
京都大学医学部附属病院眼科 助手
2001年~2006年
京都大学付属病院探索医療センター開発部 助教授
2006年~2012年
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
網膜再生医療研究チーム チームリーダー 兼任(2006年10月より専任)
2012年~2014年
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー
(*)
2014年~現在
理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー
(*)
(*)組織改正により変更
2006年~現在
神戸市立医療センター中央市民病院眼科 非常勤医師 兼任
2008年~2011年
先端医療センター病院 眼科客員副部長 兼任
2009年~2010年
京都大学大学院医学研究科 先端・国際医学講座 客員准教授 兼任
2010年~2012年
京都大学大学院医学研究科 連携大学院講座 客員准教授 兼任
2010年~2013年
京都大学 iPS 細胞研究センター(現 iPS 細胞研究所) 客員教授 兼任
2011年~現在
先端医療センター病院 眼科部長(網膜再生担当)兼任
2012年~現在
京都大学大学院医学研究科 連携大学院講座 客員教授 兼任
2013年~現在
京都大学 iPS 細胞研究所 アドバイザー 兼任
所属学会・団体名
日本眼科学会(評議員)
日本再生医療学会(代議員、理事)
日本ロービジョン学会
日本網膜色素変性症協会(JRPS) (学術理事)
The Association for Research in Vision and Ophthalmology (ARVO)
Academia Ophthalmologica Internationalis (AOI)
専門
網膜変性疾患、黄斑部疾患
再生医療研究
English →
万代道子の写真

万代 道子 Michiko Mandai

理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
視細胞プロジェクト 副プロジェクトリーダー

研究テーマ:臨床応用にむけての網膜/視細胞移植治療に関する研究

我々 われわれ は、 網膜色素変性 もうまくしきそへんせい など、光受容体である視細胞が変性していく疾患に対する移植再生治療の臨床応用をめざして、その臨床以降研究を行っています。背景として、2006年 McLaren マクラーレン らは視細胞前駆細胞が成体マウス網膜に機能的に生着しうる事を示しました(Nature 2006)。その後私たちもこの移植について追試を行い、視細胞の構造が保たれていれば、変性途上の網膜でも視細胞が生着する事を観察しました(図1)。また、実際の臨床応用を念頭に、変性が進行し視細胞層がほぼ失われた状態でも移植細胞が生着しうるのか、変性の進行病期における視細胞の生着と、ホスト環境を最適化する因子についてrdマウスを用いて検討しました。この研究から、 杵体視細胞 かんたいしさいぼう が殆ど消失した時期には一端グリア細胞の活性化やマイクログリアの集積が落ち着く時期があり、そのような状態ではより早い時期において免疫抑制因子や分化促進因子としてglatiramer acetateやvalprolic acidのような薬剤を移植時に添加してやると、良好な生着が得られる事などを見てきました。近年、CDBの笹井研究室からES細胞から網膜を立体組織として分化培養する方法が報告され(Eiraku et al. Nature, 2011)、このことにより、胎児期相当以降の網膜移植片が実用的に用意できるようになり、現在はマウスES及びiPS細胞由来の網膜組織片の移植による生着の解析を行っています(図2)。この分化培養技術により、臨床応用にむけての必要細胞数の確保、純化の問題も大きく前進しました。またこのような移植片の視細胞は移植後形態的にもほぼ完全に成熟し、光に対する応答能を持つことも確認しています。今後ホストとのシナプス結合を確認すると共に、臨床での実用化への研究を進めつつ、そのシナプス再形成の仕組みなどにつき観察していきます。

研究室で働くスタッフ 研究室で働くスタッフ

略歴

1988年
京都大学医学部卒業
1988年~1989年
京大病院眼科研修医
1989年~1990年
関西電力病院眼科
1990年~1994年
京都大学医学部大学院博士課程
1994年~2000年
京都大学眼科学教室助手
2000年~2002年
米国NIH 研究所客員研究員
2002年~2006年
京都大学病院探索医療センタ−助手
2006年~2012年
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
網膜再生医療研究チーム研究員
2006年~現在
神戸市立医療センター中央市民病院 非常勤医師
2011年~現在
先端医療センター病院 眼科副部長
2013年~現在
理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト 副プロジェクトリーダー
杉田直の写真

杉田 直 すぎた すなお  Sunao Sugita

理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
RPEプロジェクト 副プロジェクトリーダー

1.基礎研究(眼移植・免疫研究)

眼移植・免疫研究グループでは、iPS細胞などの再生医療技術を用いて網膜の細胞(網膜色素上皮細胞など)を作製して、ヒト臨床試験に向けた網膜移植を目指した研究プロジェクトを行っています。移植時に問題となる生体反応の一つ、拒絶反応のメカニズム(下図)やその対処方法などに取り組んでいます。また、その網膜の細胞を使用した眼の局所防御機構の解明、眼内炎症性疾患(ぶどう膜炎)の炎症病態機構の解明などの研究も行っています。さらに、理化学研究所の利点を生かして連携病院と共同研究を活発に行っています。

網膜色素上皮細胞移植後の拒絶反応メカニズムの説明図
2. 臨床研究(ぶどう膜炎研究)

ぶどう膜炎は失明につながる可能性がある眼内の炎症疾患で、種々の全身疾患や各種病原微生物による感染症など多岐にわたる原因により生じます。従って、正確で迅速な診断は的確な治療に不可欠です。その為に、最新のDNA診断法や免疫学的診断法を取り入れてぶどう膜炎診断システムを開発し、臨床に応用しています。多くの臨床研究が現在進行中ですが、その中で代表的なプロジェクトをあげると、ヒトヘルペスウイルスによるぶどう膜炎、細菌・真菌による眼内炎の迅速診断システムです。

略歴

1993年
久留米大学医学部卒業、久留米大学眼科入局
1997年
久留米大学大学院 研究科博士課程外科系眼科学専攻修了
1998年
福岡県立柳川病院
1999年
東京医科歯科大学医学部附属病院
2001年
米国ハーバード大学スケペンス眼研究所留学
2005年
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科講師
2012年
理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト 副プロジェクトリーダー
東京医科歯科大学非常勤講師
神戸市医療センター中央市民病院非常勤医師
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